ワンちゃんとの出会い、何事も準備をすることは大切
ミニチュア・ダックスフントのちょりは、今年で10歳になるおもちゃが大好きな女の子です。
10年前、犬を飼うことで得られるたくさんのことを経験してほしいと母親が考えたことがお家に迎えたきっかけです。
兄弟それぞれが、さまざまなことを情報収集し、集めた情報の中から選んだペットショップでちょりと出会いました。
生後二か月で手のひらに収まるほど小さく、少し間の抜けた表情がまた愛らしかったです。
しかし、後ろの左足が少し短いということもあり、抱っこされてもそのことを伝えるとゲージに戻されていたそうです。
しかし、日常生活に支障がある程度でなく、元気いっぱいの子犬をみていると、みな口を揃えてこの子と一緒に暮らしたいと言い、お家に迎えることになりました。
一緒に暮らす前準備としてワンちゃんの個性や特性を知っておくと、しつけがしやすくなり、飼い主とワンちゃんとの間に良い信頼関係を築くことができます。
次に、お家に迎え入れる準備をするため調べた、ミニチュア・ダックスフントの性格や特性について述べていきます。
ミニチュア・ダックスフントの魅力!足が短いのは可愛いさのためではない?
胴長短足で小柄なことから家で飼いやすいというイメージをもっている人が多いと思います。
しかし、もともとはドイツ原産の「ハウンド」といって、ウサギなどを狩る獣猟につかわれていました。
胴が長く、短足なのは穴などに入り込みやすいためであるといわれています。
そのため、群れで行動するといった性質をもっており、多頭飼いに向く順応性があります。
また、とてもおもちゃが好きで、特に音のなるおもちゃが好きな傾向にあります。
これは、ピーっという音が獲物を狩ったときの断末魔に似ているので狩猟犬の本能が反応してしまう、ということだそうです…。(わが家の子は音が鳴ると興奮してブンブン振り回します。笑)
また、毛の長さによって性格も異なり、スムース(短毛)、ロング(長毛)、ワイヤー(粗毛)の三タイプに分けられます。
スムースは三タイプの中で一番人や犬にたいして懐く性格であるといわれています。
次にロングは、性格は最も温厚ですが、神経質な面を持ち合わせています。
ちょりは、ロング・ヘーアドでこのタイプに当てはまります。
初対面の人はもちろん、会ったことがある人でも長期間会っていないと警戒心を抱きます。(一緒に遊んであげたり、かまったりすることで思い出します!笑)
ワイヤーは気が強い性格であるが家族に対しては友好的であるといわれています。
しかし、どのタイプも共通することは、飼い主には愛情深く接し、寄り添ってくれる温かさをもっていというところです。
実際に暮らしてみてわかったミニチュア・ダックスフントの性格
ミニチュア・ダックスフントは気を許すと温厚な性格であるとすでに述べましたが、わが家のちょりは神経質な性格で散歩などのルートを変えると少し不安がったりします。
また、危険を感じたりするとよく吠えます。
散歩中に近づいてきた男の人に向かって吠えることがあり、獣医さんへ相談をしたところ、飼い主を守っているつもりなのですよと言われ、忠実なのだなと嬉しくなりました。
しかし、吠え癖がつくのは良くないので、根気よく幼いころからのしつけが大切です。
また、ちょり以外にも、ミニチュア・ピンシャー二匹とド―ベルマン一匹を飼っていますが、一番最初に来たということで、他の犬の良い躾係になっています。
飼い主が犬の中での順位きちんと守っていれば(ごはんなどは来た順番に与えるなど)、喧嘩になることもないです。
一番小さいのに他の犬にたいしてしつけを行う姿は、まるで群れのリーダーのようです。笑
意外ときまぐれな面も?パワフルだからこそ飼い主が気を着けるべきこと
そのような頼りがいのある姿の半面、甘えたで、飼い主が寝るまで起きていようとする健気な面にとてもキュンときます。
しかし、気分が乗らない時には遠くから観察する猫のような性格でもあります。
とはいっても、放っておかれることをあまり好まない性格なので、そのわがままささえも可愛いです。
また、遊ぶことが大好きなので、家の中の様々なところに上ったり飛んだりします。
小型犬のわりに運動量を必要としますが、ヘルニアに気を付けなければなりません。
抱っこから降ろすとき投げるように着地させるだけでも大変な負担となるため、移動や遊ぶ際は負担をかけないよう心がけています。
気を付けなければならないことはありますが、ワンちゃんと過ごすことで得られる安心感や楽しさはそれには代えがたいことです。
あなたもワンちゃんと過ごすことでその子にしかない魅力を発見してあげてくださいね!
(ライター:るー)