愛犬にとってベストな食事とは何でしょうか?
ドッグフードは栄養のバランスも良くドックフードだけを与えていればいいなんてことを言う人もいましたが、最近は獣医さんも手作り食を勧めているようです。
確かにドッグフードは忙しい飼い主さんにとっては手軽で便利です。
でもたまには愛犬のために手作り食を作ってみませんか?
犬の必要な栄養素はタンパク質・カルシウム・炭水化物だそうです。
ビタミン類は人間ほど必要ではないらしいのですが、タンパク質は人間の4倍は必要だそうです。
割合としては肉や魚などが5~6割、ご飯やパンなどが3割程度、野菜が2割くらいがバランスの良い犬の食事だということです。
今回は栄養バランスの良い手作りレシピをご紹介します。
豆腐ハンバーグと温野菜
木綿豆腐水切りしたもの半丁、挽肉200g(鶏肉でも豚、牛でも良い)、卵1個、パン粉大さじ3、塩少々をボールに入れハンバーグを作る要領でこねます。
あとは丸くまとめて少量の油を入れたフライパンで焼くだけです。
多い目に作って、焼いてからラップで包み冷凍しておくと、日持ちもして便利です。ソースは犬なので必要ないですね。
温野菜はジャガイモ、かぼちゃ、人参などを電子レンジでチンしただけでOKです。
豆腐と挽肉のタンパク質がたっぷりのハンバーグが出来上がりです。
炭水化物はジャガイモで取れますが、ご飯やパスタと付け合せてもいいですよ。
さつま芋とささみの雑炊
これも超簡単です。
鍋に適量の水を入れささみとさつま芋を細かく切って煮るだけです。
味付けはほんの少しだけ出し醤油や白だしを入れてもいいです。
さつま芋が柔らかくなったらご飯を適量入れて出来上がりです。
他にキャベツや人参など、色々な野菜を入れてもいいですね。
当然のことですが、犬に与える時は冷めてからにしてくださいね。愛犬がお腹を壊しているときなんかに良いと思います。
ジャガイモとゆで卵のサラダ
茹でるか電子レンジでチンしたジャガイモを荒くつぶし、ゆで卵を細かく切ったものと一緒に少量のオリーブオイルで混ぜ合わせるだけです。
味付けは特に必要ないと思います。
愛犬が好きなら人参やキュウリを入れてもいいですね。これは食事というよりおやつとして与えてもいいと思います。
食事として与える場合はチーズや鰹節をトッピングして栄養アップをしてあげてくださいね。
魚と豆腐の味噌汁風
これはうちの定番メニューです。アレルギーの犬でも魚は安心して与えられます。
またタンパク質が豊富で脂肪分が少ないことも犬にとってもヘルシーな食材なので積極的に与えたいものです。
鍋に少量の水を入れほんの少量の味噌をとき、魚と木綿豆腐を煮るだけです。
人間の食べる味噌汁よりずっと薄く味付けしてあげてください。
魚は何でもいいのですが、うちでは鮭や鰹、しび、ぶりなどを使っています。
魚の骨はのどに詰まったりするので取ってあげてくださいね。
うちの雄犬は主食がさつま芋なので(穀物もアレルゲンの為)さつま芋と一緒に与えています。
雌犬はご飯と一緒に与えています。
鶏肉と野菜のスープ煮
鍋に適量の水とコンソメスープを1個入れ、鶏肉、ジャガイモ、人参、かぼちゃ、などの野菜、大豆などの水煮を加えて煮るだけです。
材料は小さく切った方が早く煮えます。ミンチ肉でもいいですよ。
うちはときどきこれに高野豆腐を戻したものを細かく切って一緒に煮てやります。
栄養バランス抜群のスープができます。
ご飯やパンにかけて与えてくださいね。
ジャガイモを多く入れた場合は炭水化物も入っているので必要ないかもしれません。
手作りご飯で元気一杯
いかがでしょうか?
凄く簡単でしょう?
犬の場合は味付けにこだわらなくてもいいので簡単に作ることができます。
犬のためにも薄味にしてあげてくださいね。
うちではおやつも市販のものは一切与えません。
おやつとして与えるのはりんごやバナナなどの果物や生のキャベツ、人間用の食べるイリコ(ダシ用ではないもの)さつま芋のふかしたものなどです。
そのせいかどうかは分りませんが、13歳になる高齢犬2匹はアレルギーであっても病気ひとつしていません。
犬にも人間にも健康な身体づくりは適度な運動とバランスの良い食事、ストレスを溜めない毎日が大切だとつくづく感じているこの頃です。
(ライター:くぅ)