子犬を自宅に連れて帰る前に準備しておきたいコトがいくつかあるので、今回はそれをご紹介したいと思います。
でも、その前にどのような飼い方をしたいのか考えてみましょう。
庭で飼いたいと思ったら外でも飼えるタイプの犬を選び、犬舎が必要です。
室内犬の場合でも、犬が眠るための場所や排泄をする場所を決めておく必要があります。
たとえ室内での放し飼いを望んでいても、犬が安心して居られる場所を確保してあげてくださいね。
子犬はケージ飼いが望ましい
子犬はケージやサークル飼いから始めることをお勧めします。
子犬のうちは危険がいっぱいなのでケージやサークルで飼う方が子犬にとっても安全です。
また、ケージの中で排泄をさせることで躾もしやすくなります。
留守番をさせる場合は必ずケージやサークルに入れておくようにしましょう。
人間の感覚では閉じ込めてしまうというイメージがありますが、犬にとっては囲いの中の狭いスペースに入れられている方が安心できるのです。
広々とした場所にポツンと置かれると不安で神経質な犬になってしまうこともあります。
ケージやサークルは色々なタイプがあるので、犬の種類や家庭のスペースに合わせて選んでください。
最近は折りたたみ式のものや、伸縮ができ成長に応じて伸ばして使えるタイプ、アウトドアにも使えるポリエステル製の持ち運びが簡単なタイプなど様々です。
ケージの中に寝るためのスペースと排泄するスペースは確保してください。
子犬は半年ほどで成犬と同じくらいの大きさになります。ケージを選ぶ場合は成長時の大きさに合わせたものを選ぶようにしてくださいね。
季節に応じた温度管理をしてやる
子犬はまだ抵抗力も弱く、温度管理などにも気を付けてあげてくださいね。
迎える時期が寒い季節の場合は、犬用のホットマットや小さめの湯たんぽなどを準備しておくことをお勧めします。
暑い季節は風通しの良い場所にケージを置いてやり、暑さ対策も考えてくださいね。
最近は犬用の暑さ対策グッズも豊富に販売されています。
必要な場合は購入を考えてもいいと思います。
また排泄のためのペットシートは室内犬の場合は必需品です。
ケージの中に犬用ベッドから少し離して、敷くようにしてください。シートの上で排泄する癖を付けておくと、成長してから部屋で放し飼いをしたときにも、シートの上で排泄するので、お漏らしの心配も少ないと思います。
一番重要なのは心の準備
犬を迎える場合、一番重要なことは心の準備です。
小さな命を今後十数年、預かることになるのです。
最近は医療の進歩もあり犬の寿命も延びてきました。
犬の平均寿命は13~16年くらいだと言われていますが、中には20年近く生きた犬もいます。
それほどの長い期間、病気した時も怪我をした時も、全て飼い主が責任を持って守り、生かせてやらなければなりません。
精神的にも経済的にも負担がかかることもあります。
そのことをよく理解し、覚悟した上で飼っていただきたいと思います。
犬にとっては、飼い主が全てなのです。
何があっても最後まで飼い主を信じ、真っ直ぐな目で飼い主だけを、まるで太陽を拝むように見つめているのです。
子犬を飼う前の準備は万全でしょうか?これから長い年月を共に暮らす家族です。
小さな命は、今後あなたに色々なものを与えてくれるでしょう。時には元気をもらったり、癒しを与えてくれたり…。
そして与えた愛情と同じ大きさの愛をくれます。
どんなことがあっても裏切りのない絶対的な愛情は、あなたの心や生活そのもを豊かに変えてくれることでしょう。
さあ、犬とのラブラブライフをスタートさせましょう!どこかであなたの犬が、迎えてくれるのを待っていますよ。
(ライター:くぅ)